全10回のスケジュールで、最終日の2/21にはミュージカル〈美女と野獣〉の中から「Be our guest」を歌って踊り、短い芝居を発表する、という内容でした。
参加したいと思ったきっかけは、ミュージカルをやったことがなかったからです。
私の専門である声楽・オペラとミュージカルの違いを知りたかったこと、
そして芝居、ダンス、歌、と県外から講師をお招きしてということだったので、
その先生方のレッスンを受講したい!と思ったことでした。
参加者は主に北区在住の方で、下は7歳から、上はご年配の方まで!
お孫さんとおばあさまで参加していた方もいました。
内容はというと…
とーーーってもキツかったです!!
特にダンスが……
でも、参加して本当によかったです。
まず、踊れないのです(笑)
今でこそ笑えますが、途中は少し泣きながら踊っていました。
私は小学生、中学生、同世代の女性と6人のグループでナプキン役をやりました。
ナプキン役は6人中3人は泣いたみたいです…
私はダンスをやったことがないから、振りつけが覚えられない。→頭がまわらない
普段運動をしていないから体が動かない、体が硬くて怪我しそうで怖い。→ものすごい恐怖心
…この2つが、自分にとっては今回のワークショップの課題で、最終日までには少しは克服できたかな、と思ったことでした。
振りつけは小学生や中学生の子たちに教えてもらったり、動画を撮って覚えたり、紙に書いて覚えたりしました。
体が硬いのは、先生に指摘されてアドバイスをいただいてからの一週間は毎朝晩ストレッチをしました。
短期間で集中して取り組んだら、恐怖心はなくなりました。(頭はまだまだ)
継続することの大切さを改めて感じました。
たった一週間で体も気持ちも変化するんだ、と思いました。
できない自分が情けなくて泣きましたが、なんとか発表の日には間違えても止まらずに踊り切った自分は、我ながらよくやったなと思えました。
足は特にアザだらけになりましたが、こんなに必死になってアザ作ったのなんていつ振りかわからないくらいでしたし、筋肉痛もひどくて歩くのもやっとで辛かったですが爽快感がありました。
芝居では台詞の言い方のポイント、歌は声楽とミュージカルの発声法は違う、ということを教えていただきました。
先生方は皆さん、初心者が楽しんでやれればそれでOK、というスタンスでは決してなく、
参加者個人個人がこのワークショップを通して、自分自身と向き合う大切さを教えてくださったように思っています。
できないことを簡単に諦めてできないままにしない。
理由があるから”ある”行動をとる。
相手のことを考え、思いやること。
みんなで協力をすること。
頭で考えるだけでなく、体を動かして感じることの大切さ。
自分は正しいと決めつけないこと。
年齢や、仕事など、全然違う方たちと一緒に1シーンを作るために取り組めたこともとても楽しく、刺激的でした。
子どもたちが頑張るから大人が頑張る、大人が邪魔をしない、子どもたちのお手本になる姿勢でいる。
稽古や打ち上げの時にいろんな方からお話を伺えたことも嬉しかったです。
学ぶことが本当にたくさんあったワークショップでした。
お世話になった皆様、ありがとうございました!
実は自分では一枚も写真を残しておらず。
でも、心の中にはたくさん残っているので、まぁいいかー、とも。
でもでも、次回は写真に残す余裕を持った気持ちで参加したいです。
(いっぱいいっぱいで写真どころではありませんでした、笑)
さて、次は3/5と3/20、にいがた東響コーラスとして参加する演奏会に向けて気持ちを切り替えます。
明日明後日は稽古で、特に明後日はマエストロ稽古です。
しっかり準備して臨みたいと思います。
◆3/5(土) イタリア・オペラ超名曲集
17:00開演(16:30開場)
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
◆3/20(日) 東京交響楽団 第94回新潟定期演奏会
17:00~
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
ではでは♪
0 件のコメント:
コメントを投稿